柳貴家 正楽
やなぎや しょうらく
梅の都に300年 磨きぬかれた日本の華 水戸藩かりの伝統芸
水戸の太神楽
神楽は「天の岩戸」の故事に淵源する日本最古の芸能です。
この神楽の一流儀である大神楽は獅子舞と 曲芸を披露する神事芸龍として、江戸時代初期に全国に広まりました。
柳貴家正楽家が伝承する水戸の大神楽は水戸城下・台町の「神楽屋敷」を発祥とし、宝暦や天明の古記録によると水戸藩御用神楽司の格式を拝命した由緒を今日に伝えています。 明治のご一新など幾星霜を経て現在水戸の大神楽300年の道統・芸統を継承する柳貴家正楽杜中(茨城県指定文化財伝承団体)は、 平成に入りスイス長期公演やアメリカ国立美術館公演など国内外で活躍を展開し、国立劇場における二度 の受賞および国の芸術祭賞を受賞しています。 水府流と称する水戸独特の格調高い獅子舞や清麗な曲芸など、その磨きぬかれた芸能表現は日本の伝統文化の美学として高い芸術的評価を博しています。
「敬神愛民」の水戸の深い伝統文化の精神は、「古格・清麗」を重んじる大神楽の獅子舞と曲芸に今も受け継がれているのです。
水戸の太神楽
神楽は「天の岩戸」の故事に淵源する日本最古の芸能です。
この神楽の一流儀である大神楽は獅子舞と 曲芸を披露する神事芸龍として、江戸時代初期に全国に広まりました。
柳貴家正楽家が伝承する水戸の大神楽は水戸城下・台町の「神楽屋敷」を発祥とし、宝暦や天明の古記録によると水戸藩御用神楽司の格式を拝命した由緒を今日に伝えています。 明治のご一新など幾星霜を経て現在水戸の大神楽300年の道統・芸統を継承する柳貴家正楽杜中(茨城県指定文化財伝承団体)は、 平成に入りスイス長期公演やアメリカ国立美術館公演など国内外で活躍を展開し、国立劇場における二度 の受賞および国の芸術祭賞を受賞しています。 水府流と称する水戸独特の格調高い獅子舞や清麗な曲芸など、その磨きぬかれた芸能表現は日本の伝統文化の美学として高い芸術的評価を博しています。
「敬神愛民」の水戸の深い伝統文化の精神は、「古格・清麗」を重んじる大神楽の獅子舞と曲芸に今も受け継がれているのです。
経 歴
昭和27年(1952) | 水戸大神楽17世宗家の長男として水戸市に生まれる |
昭和32年(1957) | 父 柳貴家正楽(寿翁)に師事 |
昭和36年(1961) | 初舞台を踏む |
昭和55年(1980) | 祖父の柳貴家菊蔵を襲名 |
昭和63年(1988) | 18世宗家・家元および三代目正楽を襲名 |
国立劇場講師、静岡杜会人大学講師などを歴任。 茨城県指定文化財保持者 (平成3年指定)。 「現在(いま)を潤す伝統芸能」をモットーに大神楽の未来を照射する 伝統芸能界のリーダーのひとり。 門下に寄席で活躍中の柳貴家小雪、柳貴家雪之介らがいる。 |
受賞歴
国立演芸場 花形演芸大賞金賞受賞
国立演芸場 花形演芸大賞特別賞受賞
文化庁芸術祭賞受賞
主な著作
「ひとろく」
「大神楽の世界」(写真集) 等
海外公演
スイス長期公演 (チューリヒ)
アメリカ国立美術館公演 (ワシントンD.C)
ポートランド美術館公演 (アメリカ・オレゴン州) 他多数公演
出演
「三越名人会」 (日本橋三越劇場)
「国立名人会」 (国立劇場演芸場)などの 名人会に多数出演
江戸開府四百年東叡山寛永寺根本中堂奉演
菅原道真公千百年祭湯島天満宮奉演
第50回記念全国民俗芸能大会 (文化庁企画・日本青年館)
東アジアの獅子芸能
伊勢神宮奉納全日本芸能大会
オーサカキング (大阪城)
全国植樹祭 (天皇・皇后陛下御臨席)
高松宮殿下記念世界文化賞・歓迎の夕べ(明治神宮)
ウインザーホテル洞爺
豪華客船 「飛鳥号」グランドテージ公演
出演番組
NHK 「この人この芸」 「笑いが一番」 「演芸特選」 「お楽しみ寄席」
テレビ東京 「にっぽんの家元」
日本テレビ 「遠くへ行きたい」
フジテレビ 「おはよう茨城」 「愛川欽也のTVフランス座」
その他CS伝統文化放送など多数出演
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